お弁当

”もう迷わない” パターン化で簡単!お弁当の詰め方のコツ

フードパックに詰められた炒飯弁当

こんにちは、Sakichiです。

私はインスタグラムにて日々のお弁当やお弁当の詰め方動画を発信しています。

★私のインスタグラム

今ではほぼ毎日、夫と自分用のお弁当を作っているのですが、元々はお弁当を作るのがすごく苦手でした。
詰めることに関しては、特に苦手で、詰める作業だけで1時間近くかかっていたこともありました。

でも最近、自分なりにコツが掴めてきたと感じています。
ちなみに、お弁当を作り始めた頃のお弁当と最近のお弁当を見比べると、こんな感じです。

プレゼンテーション 4

…左側のお弁当は、なんかもう、ボサボサですね。笑
写真の撮り方もなんだか残念ですが…

それが、今ではありがたいことにお褒めの言葉をいただけるようになりました。

こちらでは、最近、私が意識している詰め方に関するポイントを紹介していこうと思います。

また、別の記事で「お弁当作りのコツ」についてもまとめていますので、興味のある方はそちらも合わせてご覧ください。

長方形のお弁当箱に詰められた唐揚げ弁当
“毎日続けられる” お弁当作りのコツこんにちは、Sakichiです。 私はインスタグラムにて日々のお弁当やお弁当の詰め方動画を発信しています。 ★私のインスタグラム...

◆ 読んで欲しい人
・きれいに見える詰め方が分からない。
・お弁当を詰める作業に時間がかかる。
・毎回、おかずの配置に悩まされる。

◆ この記事で得られること
・お弁当の詰め方に悩まなくなる。
・美味しそうに詰めるコツが分かる。
・詰めるときの時間短縮。

それでは、本編にいきますね。

詰め方のパターン化

1つ目は、詰め方をパターン化することです。
お使いのお弁当箱に合わせて、詰め方をパターン化しておくと、配置に悩むことなくスムーズに詰めることができます。

私は、メインおかずによって、下記の4パターンのどれかにはめ込んでいます。

スライド10 スライド11 スライド12 スライド13

〈パターン①〉
唐揚げ、ミートボール、肉巻きなどの一口大のおかず。
ハンバーグ、肉野菜炒めなども。

〈パターン②〉
メインおかずのスペースにある程度の幅が必要なとき。
照り焼きチキンのような、カットしてキレイに並べたいおかず。
切り身の焼き魚。

〈パターン③〉
ごはんがメインの場合。
今のところはオムライスのみ。

〈パターン④〉
乗っけ弁にしたいとき。
ごはんの面積広め。なにを乗せてもよし。
おかずが少ないときは全面ご飯にしてもよし。

基本的には、パターン①かパターン②になることが多いです。

詰める前に大まかな配置を考えるだけで、全体のバランスがよくなります。
お弁当作りを始めた頃は、何も考えずに詰め始めていたので、おかずやご飯の量が少なく、スペースが余ってしまったり、色々詰めていてもバランスが悪く、終わりが見えないお弁当作りが嫌になっていました。

メインの形によって、ご飯の形を変える

私はメインおかずによって、ご飯の詰め方を変えています。
例えば、

◆照り焼きチキン
メインを乗せる部分を1段低くする。
斜線部分を凹ませています。

スライド15

◆ハンバーグ
ハンバーグを乗せる場所は、ハンバーグ型に凹ませる。(斜線部分)

スライド14

◆ミートボール
ご飯を壁にして、もたれさせるように並べる。
その上で、ミートボールがもたれやすいように、ご飯の壁を少しだけ凹ませています。

スライド16

こうすることによって、メインが固定されて詰めやすく、収まりがよくなります。
また、おかずをご飯で底上げすることで、後ほど説明する、高さや立体感を出すことにも繋がります。

他にもいろいろなおかずに合わせてご飯の形を変えています。
詳しくは、私のお弁当詰め方動画をご覧ください。

★いろいろな詰め方動画 (Youtubeチャンネル)
★インスタにも投稿してます!

最初に入れるものの重要性

お弁当箱に最初に入れるものは、形のないもので、次のおかずをそれに立てかけるようにすると、詰めやすいです。

2つ目で説明した通り、私はご飯を1番初めに入れます。
(1段弁当の場合は、ほとんどの方がご飯から詰めると思いますが…。)

ご飯は好きな形に形成できるので、次のおかずを立てかけられるように斜めにしたり、メインおかずに厚みがなければ、ご飯をおかずの下に薄く敷いて、底上げしたりすることができます。

◆ご飯で底上げできない場合

2段弁当のおかず、おにぎり弁当、オムライス弁当…etc.

2段弁当など、ご飯とおかずを分けて入れるタイプのお弁当箱の場合は、形のないおかずをお弁当箱に最初に入れます。

「形のないおかず」というのは、基本的におかずカップを使うような副菜のことです。
例) ひじきの煮物、切り干し大根、ほうれん草の胡麻和え etc.

こちらのおかずにたまご焼き、からあげなどの形のあるおかずを立てかけていくことで、おかずが固定されて詰めやすくなります。
また、必要に応じて、他のおかずを底上げをすることもできると思います。

下記は、以前作ったおにぎり弁当です。
おにぎりを並べたら、最初に形のないおかずを入れて、それを土台に他のおかずを詰めています。

スライド17 スライド18 スライド19

高さと立体感を出す

高さを出して、立体感のある盛り付けにします。
たまご焼きは2段に重ねたり、ご飯の上にメインおかずを乗せたりして立体感を出します。
それぞれのおかずを少しずつ上に重ねていくイメージです。

お弁当を作り始めた頃のお弁当がこちらです。

お弁当

立体感の前にスカスカですね…
こちらはお弁当箱の底だけ埋めましたという感じです。
しかも、思いっきり “形のあるおかず” の唐揚げから詰め込んでいるので、1つ目の唐揚げが寝てしまい、上手く詰め込めていません。

背景をぼかしてカッコよく撮ろうとしているところが恥ずかしい…笑

一方、こちらが高さを意識して詰めたお弁当です。

唐揚げ弁当

いかがでしょうか?
立体感とボリュームが出て、美味しそうなお弁当に見えると思います。

こちらは、少しご飯に段差をつけて唐揚げを底上げし、たまご焼きも底上げ用のたまご焼きを入れています。
(下記図参照)

また、上に高く詰め込んでいるので、おかずもたっぷり詰めることができます。

スライド23 スライド24

お弁当箱の底から埋める

まずはお弁当箱の底を埋めるように、一通り全てのおかずを詰め終わってから、バランスを見てさらに、それぞれのおかずを追加します。

底のスペースを最初にしっかりと埋めておくことで、おかずが固定されて詰めやすく、高さを意識した詰め方ができるようになります。

また、持ち運びの際におかずが動いたりすることが少なくなります。

底のスペースが埋まったら、バランスを見ながらそれぞれのおかずを追加します。
こうすることで、おかずを上に積み上げることができ、ボリューム感のある仕上がりになります。

まとめ

以上が私がお弁当を詰めるときに意識しているポイントです。

おさらいすると、
・詰め方をパターン化しておく。
・メインのおかずに合わせて、ご飯の詰め方を変える。
・お弁当箱に最初に入れるものは「形のないおかず」
・高さと立体感を出す。
・お弁当箱の底のスペースから埋めていく。

もちろん、すべてこの通りにする必要はありません。
その日のおかずによって、好きなように詰めることもお弁当作りの楽しみの1つかもしれません。

ただ、毎日考えることが負担になることもあると思います。
そんなときのために、自分の中でパターン化してしまい、選択肢を絞ることで、意思決定が早くなり、スムーズに作業に取り掛かることができると思います。

こちらの記事が少しでも、毎日のお弁当作りにストレスを感じている人のお役に立てば嬉しいです。