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レシピ

【身体にやさしい発酵調味料】たまねぎ麹の作り方

ガラスの保存容器に入ったたまねぎ麹

最近はまっているたまねぎ麹。

たまねぎの旨味と甘味が凝縮されているので、コンソメいらずで料理にコクと深みが加わります。

常温発酵では約1週間、ヨーグルトメーカーなどの低温調理器があれば約半日で完成です^^

個人的なおすすめは、常温発酵。

最初は、”めんどくさそう……”と感じていた毎日混ぜる作業は、意外と日々の癒しになります^^

じっくりと発酵させることにより、より複雑な味わいに仕上がるので、ぜひぜひお試しいただけると嬉しいです。

材料 / 作りやすい分量

たまねぎ……300g
乾燥米麹……100g
塩……35g

使用している塩と乾燥米麹はこちら▼

白雪印 こうじ(乾燥)

作り方

1. 保存容器、調理器具の消毒

使用する保存容器と調理器具を消毒しておきます。

ガラスの保存容器をパストリーゼで消毒する様子

煮沸消毒、アルコール消毒など、なんでも構いませんが、私は手軽なアルコール消毒をしています^^

ドーバー パストリーゼ

おすすめは、パストリーゼ。

口に入っても問題なく、消毒効果の高い消毒性アルコールです。

保存容器について

蓋付きの容器であれば、あればなんでも構いません。

こちらのたまねぎ麹のレシピの場合は、450〜500mlほどの容量があれば安心です。

瓶がない場合、チャック付きポリ袋でも作れますので、気軽に作れますよ^^

チャック付きポリ袋で常温発酵中のトマト麹

写真は、チャック付きポリ袋で常温発酵中のトマト麹。

パウンド型が、袋を安定させるのにちょうどよかったです(笑)。

(袋の口を少しだけ開けて、発酵させています。)

個人的には、ウェックの保存容器がおすすめです。

weckの保存容器に入った麹調味料

少々、お値段が張りますが、耐熱性、保存性に優れたガラス容器なので、長く使えると思います^^

また、金具がなくて洗いやすく、なにより見た目がかわいい。

日々のお料理へのモチベーションを上げてくれます♪

いろんなサイズや形があるので、お好みのものを探してみてください^^

2. たまねぎをペースト状にする

たまねぎを適当なサイズにカットして、ペースト状にします。

適当に切ったたまねぎをハンドブレンダーで粉砕する様子
ハンドブレンダー、フードプロセッサーなどあるもので。どちらもなければ、すりおろしでもOKだよ!

私は、ブラウンのハンドブレンダーを使用しています。

強力な刃で、割となんでも粉々にしてくれるので、重宝しています^^

刃の周りはしっかりとカバーされているので、使用中に中身が飛び散らない点も気に入っているポイントです。

3. 塩と乾燥米麹を混ぜ合わせる

塩と乾燥米麹をしっかりと混ぜ合わせます。

ガラス容器の中で、乾燥米麹と塩を混ぜ合わせる様子

私は手を汚したくないので、スプーンで混ぜていますが、手で混ぜると自分の常在菌が混ざり、より自分の身体に合う調味料になるらしい……!

写真ではボウルを使用していますが、保存する容器に直接入れて混ぜ合わせても問題ないです!

今回は撮影の都合上、ボウルを使用しましたが、普段は直接混ぜています。

洗い物は極力減らしたいですよね^^

4. すべてを混ぜ合わせる

たまねぎペーストと塩、乾燥米麹を混ぜ合わせます。

ガラスの保存容器の中で、たまねぎ麹を混ぜる様子

塩と米麹が満遍なく行き渡るよう、しっかり混ぜ合わせてください。

塩が全体に行き渡っていないと、腐敗の原因になります。

5. 発酵させる

常温発酵の場合

日の当たらない室内で1週間ほど常温発酵させます。

棚の上で、たまねぎ麹を常温発酵させる様子

その際、1日1回混ぜてあげてください。

ガラスの保存容器の中で、たまねぎ麹を混ぜる様子
麹菌は空気が好きだから、底からかき混ぜて空気と触れさせることで、発酵が進むよ!

期間はあくまで目安です。

気温の高い夏場は3〜4日、気温の低い冬場は2週間ほどかかる場合もあります。

以下にある「完成の目安」を参考にしてみてくださいね。

低温調理器の場合

ヨーグルトメーカーなどの低温調理器がある場合は、55〜60度で8〜10時間ほど発酵させます。

 

2時間に1回、混ぜてあげてください。

バーミキュラのライスポットで、麹調味料を発酵させる様子

私は、バーミキュラのライスポットで発酵させています。

普段は炊飯器として利用しているのですが、1度単位で温度調整ができるので、低温調理や発酵をするときなどにも使えて便利です^^

完成の目安

ガラスの保存容器に入ったたまねぎ麹
  • 塩味の角がとれて、まろやかになった
  • 粒がやわらかくなった
  • 全体的にとろみがついてきた

発酵が進むと、これらの3点が感じられるようになります。

私が1番目安としているのは、「味の違い」です。

発酵1日目から味見をすると分かりやすいと思います。

最初は、ものすごく塩味の角が立って、しょっぱいです。(かなりしょっぱいので、味見の際はごく少量で……!)

発酵が進むにつれて、まろやかになるのが分かると思います。

1週間ほど立って、まろやかになったら完成、まだ塩味の角が気になるようなら追加で常温発酵させています^^

たまねぎ麹の場合、発酵・熟成中にピンクやベージュ、グレーなどに変色することがあります。

(今回はピンクっぽくなりました^^)

これは、メイラード反応というものによって起こることなので、失敗ではありません。

変色しても安心して見守ってあげてください^^

完成後、粒が気になるようでしたら、ハンドブレンダーやフードプロセッサーなどで滑らかにすると使いやすいです。

粒が残ったままでもいいけど、粒を潰して滑らかにした方が、全体的に甘味が増す気がするよ!

完成したら、冷蔵庫で保存しましょう。

レシピ動画はこちら

最後までご覧くださり、ありがとうございました^^

たまねぎ麹を使うレシピもご紹介していきますので、ぜひお試しください!